特集コラム

Column 5 吉祥寺グルメ

吉祥寺グルメ
2011/04/13

Bistrot Edible(ビストロ エディブル)

厳選ワインとフランス家庭料理を凝縮した、
わずか9席のビストロ。

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ワイン好きならぜひおさえておきたい新店「Bistro Edible」。産地ごとの個性を感じられるフランスワインたちは、シェフでありJSAワインアドバイザーでもある金子さんがじっくりと選び抜いたもの。こだわりのワインは、グラスなら赤白それぞれ3・4種類ずつ(840円から)用意されている。日によって銘柄が変わるので「今日はどんなワインと出会えるんだろう」と、通う楽しみが増えそうだ。

フードは街場のビストロで出てくるような家庭料理が中心。しかし、家庭料理といっても一皿一皿が実に洗練されている。それもそのはず、金子さんはもともとフレンチのフルコース出身なのだ。その経験と、2・3年に一度フランスへ飛び、自らの足でビストロをまわって得る体験が創り上げる芸術的な料理に魅了される人も少なくない。

中でも人気が高いのは、柔らかい豚のほほ肉と鳥レバーを使った「パテ・ド・カンパーニュ(900円)」。ワインとの相性はもちろん、見た目にも美しい一皿だ。他にもフランスの伝統料理でもある塩漬け豚バラ肉のポワレ「リヨン(700円)」や、しっかり食事をしたい人向けの「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(1300円)」などメニュー数も多い。まさに店名の通り「Edible」=「食べられる」ワインバーなのだ。

絶妙な距離感が生み出す、カウンター席の楽しさ。

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レストランの特等席といえば、やはりカウンター。3・4組入れば満席になる「Edible」は、当然すべてカウンター席となる。つまり、全席が特別シートというわけだ。 シェフと直接会話しながらワインや料理を決めたり、時には予算に合わせておまかせで、という注文ができるのもカウンターの距離感があるからなのだろう。
「最初からカウンターだけにしようって決めてたわけじゃないんです。でもやってみるとお客様の食べるペースが見えるので料理を出すタイミングも分かりやすいし、調理している姿を楽しんで下さる方もいるんです」と語る金子さんも楽しそうだ。

もちろん、特等席なので予約は忘れずに。

Bistrot Edible(ビストロ エディブル)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-30-16 加藤ビル1F
電話:0422-23-3903
営業時間:17:30-24:00
定休日:日曜日・第1月曜日(連休時は最終日休み)

文・取材 / 赤井恒平

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