特集コラム

Column 5 吉祥寺グルメ

吉祥寺グルメ
2012/06/04

何かいいことがあった時にはドスガトスで乾杯!

おいしいものをたっぷり食べたい

飲食店の移り変わりが激しいこの街にあって、もはや老舗の風格。スペイン料理「ドスガトス」がここ中道通りに開店したのは、1986 年のこと。オーナーシェフ高森敏明さんが、開店当時「2匹の猫」を飼っていたことから、そのまま店名になった。

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若い時、ヘミングウェイにあこがれ、バルセロナに渡って料理の修行を積んだというシェフのこだわりは、現地の街角にあるレストランの雰囲気はそのままに、味はそれ以上のものを提供すること。

奇をてらわない落ち着いた雰囲気の店内は、修行時代通ったカフェがモデルとか。大人がゆったりと食事や会話を楽しむことのできる喜びを再認識させてくれる。

近頃「きれいで、少し」という盛り付けをする店も多いが、こちらでは、前菜の盛り合せに、スパニッシュオムレツやムール貝、魚介のマリネ、カナッペなどスペイン料理の醍醐味が一皿にぎゅっと凝縮されている。いろいろなおいしいものをあれもこれも食べたいという普遍の欲求を満たしてくれる。ランチはコースなら1900円~用意されている。

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また、今ではすっかりおなじみになったパエリヤだが、ドスガトスのパエリヤは、米の絶妙な固さといい、おこげまでしっかり味わい深く、現地で食べるよりもおいしいとの評判。

地元の人はもとより、遠方からわざわざ食べに来るファンも多い。ランチにはパエリヤコース(2名から)も3150円からあり、スペインではポピュラーなパスタのパエリヤも用意されている。

迷ったらシェフに気軽に相談を

かつて、吉祥寺を舞台にした映画「グーグーだって猫である」で主演の漫画化役の小泉今日子が、作品を描き上げて、「打ち上げはドスガトスで」と言うと、それを聞いた弟子が大喜びをするシーンがあった。その気持ち、良く分かる。やっぱり、ここはちょっと何かいいことがあった時に、ワインをお供に、おいしさと喜びをみんなで分かちあいたくなる店なのだ。

料理本も出版している含蓄あるシェフだが、お料理やワインに迷ったら、気軽に相談することをお勧め。シェフの説明で、お料理を待つのがさらに楽しくなること請け合いだ。ウイークエンドランチ、ディナーのコースも豊富。

ドスガトス
http://www.dos-gatos.com/
住所:武蔵野市吉祥寺本町2-34-10
電話:0422-22-9830
営業時間:平日12:00-14:00 / 17:00-22:00(22時ラストオーダー)
定休日:月曜日・第3火曜日

文・取材 / 吉マムかよ

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