特集コラム

Column 5 吉祥寺グルメ

吉祥寺グルメ
2011/04/27

濱屋(はまや)

路地裏にある、サラリーマンの聖地。

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2010年にコピス吉祥寺が誕生し、老若男女たくさんの人でにぎわいを見せる吉祥寺の中心街。ところが、大きな店が立ち並ぶ表通りから一本路地を入ると、そこには個性的な老舗が集まるエリアとなる。その中のひとつが、昔ながらの雰囲気を残した居酒屋「吉祥寺の酒所 濱屋」だ。

入り口の引き戸を開けて店内に入ると、目に飛び込んでくるのは壁一面に貼られた焼酎のラベル!!約70種類はあるという焼酎は、「同じ銘柄でも季節ごと、その年ごとに味が変わってくるんです」と語ってくれたオーナーの桜井さんが厳選したもの。そのこだわりのお酒はグラス一杯から気軽に楽しめるので、飲み比べをしたり、珍しい銘柄にチャレンジする事もできる。

この日のおすすめは芋焼酎「本まぐろ」。有機栽培のサツマイモとお米から生まれるやさしい香りと角のない味は、名前の通り魚料理にぴったり。おすすめは月ごとに変わるので、席についたらまず壁に貼り出されているメニューをチェックしよう!

仕事をがんばった身体に、じんわりと染み込む料理。

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こだわりの焼酎はもちろんだが、相性抜群の料理も魅力のひとつ。一番人気の「本鮪トロアゴ焼き(970円)」は、仕入れ先の魚屋から特別に譲ってもらっている逸品。

魚なのに、まるで肉のようなしっかりとした食べ応えがあり、コラーゲンなどの栄養もたっぷり。30分以上かけてじっくりと焼き上げるので、常連さんは店に入ってすぐ注文するのだそう。

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他にも、半日以上じっくりと煮込んだ「牛すじ煮込み(570円)」や「自家製薩摩揚げ(780円)」など、酒のお供にぴったりなメニューがずらり。暖かくなれば、店先に立ち呑み用のテーブルも出るので、つまみの料理一品とビール、なんて気軽な使い方もできるのが嬉しい。

平日の息抜きにはもちろん、金曜の夜には飲み足りないときの二軒目にも使える、なんとも酒飲みの心を知る名店である。

吉祥寺の酒所 濱屋(はまや)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14
電話:0422-21-6650
営業時間:ランチ 12:00-14:00/ディナー 17:30-23:30
定休日:年中無休

文・取材 / 赤井恒平

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