特集コラム

Column 5 吉祥寺グルメ

吉祥寺グルメ
2013/02/22

能登直送の魚でもてなす家族経営の店 わじま

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吉祥寺の街は学生など若い人が多く、駅周辺はカジュアルな居酒屋が軒を連ねている。その喧騒から少し離れた五日市街道に面するここ「わじま」は落ち着いた割烹の佇まいで、一見敷居が高く感じるかもしれない。

けれど、のれんをくぐって迎えてくれるのは、30年のサラリーマン生活から脱サラをしたというオーナー中山英直さんと奥さんの千恵子さん。「あなたが退職したら小料理屋でもやってみたいね」と千恵子さんが何気なく言っていたのがこの店の始まりだった。

昨年7月のスタートを決めるまでは、料理や食器洗いなど家事は全くやったことがなかったという英直さん。千恵子さんが頼りなのは言うまでもないが、オープン当時から19歳の息子さんも一緒に店を切り盛りし、娘さんは、昼間の自分の仕事が終わると夜や週末を手伝ってくれている。まさに、仲良し一家総出で奏でる家庭の味が人気を呼んでいる。

朝釣れた魚をその日のうちに

さらに、こちらの魅力は何と言ってもオーナーの出身地である能登直送の魚がいただけること。高級魚として知られている「のどくろ」を始めとして、知人の漁師がその日とれた魚を送ってくれる。冬はズワイだけでなく、メスの香箱(こうばこ)なども珍しい。

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千恵子さんは、もともと家に人を呼んでおもてなしをするのが好きだった。
「私の料理は、肉じゃがみたいな本当に家庭の味ですが、お客様がかえってそれがほっとする、と言ってくださって。シニアの女性がお一人で、『お酒は飲まないけれど、ご飯だけでいい?』といらしてくださることもあります。その方の状況に合わせていろいろな召し上がり方、使い方をしていただければ嬉しいです」と微笑む。

日本酒党のためには、石川県や各地のプレミアムなものが用意されており、輪島のぐい飲みやカットグラスなど、オーナーがこだわりぬいて選んだ器で楽しむことができる。

入口横のウィンドーに置かれた、能登の祭りに使われるキリコ(灯篭)のミニチュアを見て地元出身の人が訪ねて来ることもある。そういうお客さんたちが、「何か会をやろうよ」と声をかけてくれている。

偶然縁のあった吉祥寺の店舗だったが、千恵子さんはしみじみと言う。
「いいお客さんと出会えて本当によかった」

■ わじま
http://ameblo.jp/kichijyoji-wajima/
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-20
営業時間:17:00-23:00(LO)
定休日:不定休
TEL:0422-27-6360  

文・取材 / 吉マムかよ
ノーブルウェブ

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