特集コラム

Column 4 吉祥寺のカフェ

吉祥寺のカフェ
2011/09/01

Cafe & Galeria PARADA(パラーダ)

最寄のバス停より、徒歩3歩

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『成蹊学園前』でバスを降り、歩いて3歩。目の前のドアを開けて、店の中へと入れば、そこは今回の目的地・PARADA。

落ち着いたムードのフロントルームを抜けると、外からの光がすりガラスを抜け優しく入ってくる真っ白な空間へと繋がる。思いがけないギャップに、不思議な感覚を覚えた。

『好き』が詰まった、宝の箱

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以前は出版社に勤務していたという兄の隆さんと、ギャラリーに勤務していた妹の亜実さん。二人で切り盛りしているお店は、明確なコンセプトが決まっている訳ではないというものの、店内に存在する全てのものに「居場所」があるという印象を受けた。それはきっと、二人がお互いの『好き』に忠実だから。

ディスプレイや音楽、内装にメニュー、展示されているアーティストの作品...二人が魅力を感じるものを、見たり、聞いたり、味わったりして、二人の感覚に共鳴した人たちが自然と集まってゆく。「普段からゆるーい雰囲気のお店だよね」と二人がお互いを見ながら言う。

敷居は低く、奥は深く

絵描きをしている父親の影響もあって、幼い頃からアートというものが常に日常生活にあった二人。5年前にカフェをオープンすることを決めた時から、訪れた人々が気軽にアートに親しめるギャラリー的要素のある場所にしたいという想いが、二人には共通してあった。

気まぐれにふらっと足を運べるギャラリー。『敷居は低く、奥の深く、ですね。』というのは、隆さん。その横で、亜実さんがうなずく。

バス停という、小さなステージ

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客層を限定しない間口の広さもPARADAの魅力の一つ。年齢層も様々なら、職業も様々。アーティストも来れば、アスリートも来る。...かと思えば、近所に住んでいる年配の方も来るというから面白い。

PARADAは、スペイン語で『バス停留所』を意味する言葉。バス停は、ある人にとっては出発地点であり、終着地点であり、また、乗り換え前の通過地点だったりもする。

一つ共通して言えることは、バス停では、常に色々な出会いや別れが繰り返し繰り広げられるということ。訪れた人々が想い想いの時間を過ごし、それぞれの場所へ出発したり、帰って行ったりする。

バス停を降りるとすぐそこにある小さなカフェPARADAも、人々にとってそんな場所であってほしい...。店の名前には、二人のそんな想いが込められている。

Cafe & Galeria PARADA(パラーダ)
http://www.cafe-parada.com/
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-25-7
電話:0422-27-6680
営業時間:11:30-22:00(日曜は20:00まで)
定休日:月曜日・第一日曜日(展示会によって、変更あり)

文・取材 / 直江佳子

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